防水工事
ただ水を防ぐだけじゃない!
防水工事が必要な理由
建物の寿命を延ばす
家の見た目を守る
カビを防いで清潔に
防水工事とは
防水工事とは、ベランダや屋上(平らな屋根である陸屋根も含む)からの浸水を防ぐための施工です。お客様からはしばしば『雨仕舞』との違いについてお問い合わせをいただきますが、雨仕舞は雨水を排水することを意味します。雨仕舞には水の誘導に関する知識が必要ですが、防水工事は防水層を形成する知識が求められます。
防水工事は、雨水や紫外線から建物を守り、快適な居住空間を提供すると同時に、建物の寿命を延ばします。
こんな状態になっていたら要注意!
排水不良が起こっている
防水シートの割れ・裂け
こけ・汚れが目立ってきた
水はけの悪さやカビの発生が
気になってきたら、まずは相談を。
防水工事の種類と特徴
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体のウレタン樹脂を防水材として使用し、建築物の防水膜を形成する技術です。この工法の最大の利点は、液状であるため、床面積や形状、材質に関係なく施工が可能です。
1.通気緩衝工法
湿気を防ぎ建物を守る、高性能な防水層:
防水層内にたまった湿気を外部に排出して、建物の寿命を延ばします。高度な技術が必要なため、他の工法と比べて高価ですが、建物の長期的な保護には最適です。
2.密着工法
短期間でコストを抑えて、防水層を形成:
床面に直接ウレタン樹脂を塗布するため、短期間で施工が完了します。小規模な防水工事や、コストを抑えたい方に最適な工法です。
3.メッシュ工法
ひび割れに強く、耐久性に優れた防水層:
メッシュシートがひび割れの発生を抑制し、ウレタン樹脂と一体化することで、強固な防水層を形成します。長期的な防水性を求める方に最適です。
FRP防水
FRP(Fiber Reinforced Plastics)は、ガラス繊維を含む強化プラスチックで、床面に敷設したFRPシートの表面にトップコートを塗布して固める防水工法です。FRPは耐熱性や耐薬品性、および耐荷重性に優れ、軽量でありながら強靭な防水性を提供します。
シート防水
シート防水は、塩化ビニールやゴム製の防水シートを施工する方法です。
シート防水には、以下の2つの方法があります。
接着工法
防水シートを直接基礎に貼り付ける方法です。高い防水性を持ち、最も軽量な防水工法の一つです。また、施工がシンプルで工期が比較的短く、防水材を乾燥させる必要がないため、広い面積にも適しています。
ただし、下地が割れると、防水シートが一緒に破損する可能性がある点には注意が必要です。
機械固定工法
専用の機械で施工箇所と防水シートを固定用金具で取り付ける方法です。
この工法は、通気性を確保できるため、既に雨漏りしている場所でも施工可能です。
アスファルト防水
アスファルト防水は、合成繊維不織布にアスファルトをコーティングした「ルーフィング」と呼ばれる素材を使用し、施工箇所に層を重ねて貼り付ける防水工法です。
この工法は非常に高い防水効果を持ち、さらに人や車が通行しても問題ないほどの強度を誇ります。アスファルト防水は、以下の3つの方法に分類されます。
1.熱工法
アスファルトを高温で溶かし、ルーフィングシートを何層にも重ねていくことで、強固な防水層を形成する工法です。溶けたアスファルトが冷えて固まる際に、シートとシート、そして下地とを密着させ、高い防水性を実現します。しかし、高温での工事になるため、臭いや煙が発生するデメリットがあります。
2.トーチ工法
トーチバーナーと呼ばれるバーナーでルーフィングシートの裏面を熱し、溶かしながら下地に密着させる工法です。熱工法と比較して、作業が簡便でスピードが速いのが特徴です。この方法では施工不良によるあぶり不足などの問題が生じ、早期の劣化や雨漏りの原因になる可能性があるため、施工者の技術が重要となります。
3.常温工法(冷工法)
熱を使わずに、ゴムアスファルトの粘着層が付いたルーフィングシートを貼り合わせる工法です。シートの裏面の剥離紙をはがすだけで、簡単に下地に密着させることができます。しかし、熱工法に比べ、防水層の密着度が劣るため、防水効果が低くなる場合があります。
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